ハッカーの一部、同時多発テロ攻撃の報復にサイバー攻撃を画策 | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

ハッカーの一部、同時多発テロ攻撃の報復にサイバー攻撃を画策

 インターネット・ニュースグループの投稿によると、ハッカーの一部が9月11日の米同時多発テロ攻撃の報復として、イスラム系ウェブサイトに対しサイバー攻撃を企図しているという。複数のインターネット・ニュースグループがその旨を公開した後、アフガニスタン大統領宮

国際
 インターネット・ニュースグループの投稿によると、ハッカーの一部が9月11日の米同時多発テロ攻撃の報復として、イスラム系ウェブサイトに対しサイバー攻撃を企図しているという。複数のインターネット・ニュースグループがその旨を公開した後、アフガニスタン大統領宮殿の公式ウェブサイトへのアクセスが出来なくなった。同様に9月12日、パキスタンのムシャラフ大統領が大統領公式サイトで今回の事件を非難する声明を発表したにも関わらず、同ホームページにアクセスできない状態に陥った。パキスタンのhttpアドレスは11日にニュースグループalt.hackers.malicious に投稿され、そのメッセージのタイトルには“パキスタン政府はトロイの木馬がお好き”と記されていた。アフガニスタン、パキスタン双方のサイトは、サービス使用不能攻撃に遭ったと見られている。

 また、複数のハッキング・ニュースグループに“このサイトをすぐに攻撃するんだ”と記されたメッセージが投稿された。投稿者が指定するサイトは、“オサマ・ビンラディンのウェブサイト”のアドレスだった。現在、そのアドレスにアクセスすると、“データ転送許容量オーバ”と記されたページが表示される。セキュリティ関連のメーリングリストに、ある投稿者が次のようなメッセージを寄せた。“愛国心のあるスクリプト・キディへ、国のために何かをしたいと思うのなら、コンピュータを閉じて、献血に行きなさい。”

《ScanNetSecurity》

国際 アクセスランキング

  1. レッドチーム演習大成功 丸五か月間誰も気づけず

    レッドチーム演習大成功 丸五か月間誰も気づけず

  2. ランサムウェア集団が謝罪

    ランサムウェア集団が謝罪

  3. 国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

    国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

  4. [まさか本気でそんなに儲かると思った?]サイバー犯罪者さん 職種別給与一覧 ~ 求人広告22万件調査

  5. 訃報「伝説のハッカー」ケビン・ミトニック氏 59歳

  6. 国連サイバー犯罪条約が「グローバル監視協定」になる危険性

  7. 役に立たないメール訓練 もうやめません? by Googleセキュリティ担当者

  8. 「営利企業でなくボランティアに製造物責任負わす」Python 責任者異議

  9. 資金力で警察に勝るサイバー犯罪集団とインターポールのプロジェクト

  10. コンピュータの先駆者にして第二次大戦終結の偉人、アラン・チューリング生誕100年記念切手発行(The Register)

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×