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2018.06.25(月)

米テロ事件が国防総省の通信網に与えた被害は軽微(Worldcom 社)

国際 海外情報

 包括的防衛情報システムネットワーク(DISN)の管理運営会社Worldcom 社は、9月11日に勃発した米同時多発テロがペンタゴン通信網に与えた被害は比較的軽く、国防総省指揮統制ネットワークは通常通り機能していることを明らかにした。DISNは、機密情報を含めた米軍全体の通信トラフィックを処理するネットワークだ。

 同社の副社長Diana Gowen氏は、DISNがテロ攻撃の深刻な被害を免れた理由について「光ファイバーは、攻撃を受けて崩壊した西ウイングとは別のウイングにある」と説明した。さらに同氏は、国防総省からの要請を受けて、"800"番の音声トラフィックをペンタゴンから別の場所に切り替えると発表した。同省は現在、全米指令センター(米軍のコンピュータ指令センター)の機能の一部を移転させる可能性について検討しているという。

 また、ニューヨーク、ワシントン地域の電話会社Verizon 社広報担当Mark Marchand氏は「ブロードバンドおよびボイスサービスは通常通り機能しているが、トラフィック量が非常に増加し負荷がかかっている。世界貿易センタービルへの攻撃とその後の崩壊により、同ビル下を走っている多数の高速スイッチおよび回線が破壊された」と述べた。Sprint社も同ビルの崩壊により、同ビル下を走っている27のDS3スイッチおよび回線が破壊されたと報告した。Worldcom 社も同ビルの崩壊により、200のDS3回線が破壊されたと報告した。しかし、同社はSONet(同期光ファイバーネットワーク)上にネットワークを走らせているため、自動的に被害を受けた回線を迂回するようになっていると説明した。

《ScanNetSecurity》

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