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2018.07.19(木)

詮索好きの社員がセキュリティの大敵(英Itegralis社)

国際 海外情報

 英国の情報セキュリティ会社Itegralis社が、セキュリティを確保しようとするIT管理者にとって最大の敵は詮索好きの社員である、とする報告書を発表した。IT管理者は、社内ネットワークの機密指定領域にアクセスしようとする詮索好きな社員がウイルス攻撃よりも脅威だと感じているようだ。同報告書によると、コンピュータシステムへの攻撃を受けたことがあると回答した企業の86%が、その攻撃は社内からのものだったと報告。また、そのうちの3分の2以上の企業が、許可されていない領域への社員のアクセス権取得に関し問題を抱えているいると回答。ウイルス攻撃に遭ったことがあると回答したのは、47%に過ぎなかった。

 さらに、社員がポルノなど有害な電子メールを配布する問題を抱えている企業が全体の86%。社員がインターネットの不正使用をしていると答えたのは63%だった。また、セキュリティ侵害を受けた後、社内規律に関する措置を講じた企業は僅か50%だった。この数値から、英国の企業がサイバー犯罪を軽視している実態が浮かび上がる。同様に、攻撃の発信元が社内もしくは社外に関わらずセキュリティ侵害を警察に届けると回答した企業は全体の3分の1以下に留まった。

 Itegralis社の社長Paul Godden氏は「ウイルス攻撃が世間を騒がせているが、真のセキュリティ脅威は社内にあるということが今回の調査で明らかになった。英国の企業は、情報セキュリティに関する考え方を改める必要がある。つまり、ファイアウォールやアンチウイルス・ソフトウェアを導入するばかりではなく、社員教育も必要だ」と提言した。

《ScanNetSecurity》

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