マイクロソフト株式会社は、「不完全な TCP/IP パケット」の脆弱性に対する Windows NT4.0向け修正プログラムと、Windows 95/98/98SE/Me用の回避策を公開した。この問題は、形式の間違ったTCP/IPパケットを大量に標的となるマシンに送信することで、該当するマシンのネットワーク サービスの提供を一時的に妨げたり、応答を完全に停止させたりすることができるというもの。なおこの脆弱性による影響を受けるのは、TCPポート139が開かれている場合だけ。また、Windows 2000はこの脆弱性による影響は受けない。http://www.microsoft.com/japan/technet/security/prekb.asp?sec_cd=MS00-091