チェコのプラハに本拠を置く情報技術会社ICZ社(従業員500人)が3月20日、暗号化された電子メール・メッセージの送信に最も広く使用されているプログラムPGP(Pretty Good Privacy)に脆弱性を発見したと発表した。仮にその指摘が事実だとしたら、暗号化された電子メー
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チェコのプラハに本拠を置く情報技術会社ICZ社(従業員500人)が3月20日、暗号化された電子メール・メッセージの送信に最も広く使用されているプログラムPGP(Pretty Good Privacy)に脆弱性を発見したと発表した。仮にその指摘が事実だとしたら、暗号化された電子メールの送信者が使用した秘密のコードを悪意ある人物に盗まれる危険性がある。ICZ社の声明文によると、その脆弱性を指摘したのは同社の暗号作成者Vlastimil Klima氏とTomas Rosa氏だ。彼らは、チェコ政府に依頼されて安全な通信の調査を行っている時に発見したという。同社は、3月23日までに脆弱性に関する技術論文を同社のホームページに掲載する予定だ。