大日本印刷株式会社は、同社の高機能ICカード「DNP Standard-9」に搭載されている暗号機能をWindows環境で利用可能とするドライバソフトを開発した。これをWindows PCに組み込むことで、公開鍵ペア生成、鍵管理、デジタル署名生成、ハッシング、暗号化/復号などの暗号関連機能を利用することが可能となる。また、同ドライバは、「Netscape Communicator」や他のメールソフトがサポートする「PKCS」に加えて、マイクロソフトが定めた暗号ライブラリ規格である「CryptoAPI」に新たに準拠。このため、同規格をサポートした「Internet Explorer」や「Outlook Express」などで利用可能で、企業イントラネットやエクストラネット、電子メールの利用時にICカードを使用した認証やデータの暗号化が行え、ネットワークセキュリティを強化することができる。Windows95/98/NT/2000対応。3月下旬から販売予定。http://www.dnp.co.jp/jis/news/2001/20010308.html