次世代標準とみられる共通鍵暗号「Rijndael」をICカードに国内初の搭載(大日本印刷) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

次世代標準とみられる共通鍵暗号「Rijndael」をICカードに国内初の搭載(大日本印刷)

 大日本印刷株式会社は、ICカード次世代共通鍵暗号の有力な候補とされる「Rijndael(ラインドール)」を、同社オリジナルの高機能ICカード「DNP Standard-9」に国内で初めて搭載したと発表した。「Rijndael」は、ベルギーの暗号研究者が開発した共通鍵暗号で、米国政府

製品・サービス・業界動向 業界動向
 大日本印刷株式会社は、ICカード次世代共通鍵暗号の有力な候補とされる「Rijndael(ラインドール)」を、同社オリジナルの高機能ICカード「DNP Standard-9」に国内で初めて搭載したと発表した。「Rijndael」は、ベルギーの暗号研究者が開発した共通鍵暗号で、米国政府の新しい標準暗号の最終候補とされており、今年夏頃の正式決定後は米国政府だけでなく、国際的な標準暗号として幅広い利用が見込まれている。今回の「Rijndael」は128bitの鍵長で、有効な鍵数は「DES」の10の21乗倍、「Triple-DES」の6万倍以上存在し、少なくとも20年は有効性が保たれるとのこと。今回の搭載により、「DNP Standard-9」の暗号ラインナップは、共通鍵暗号の「DES」
「Triple-DES」「Rijndael」、公開鍵暗号の「RSA」の計4種となった。

http://www.dnp.co.jp/jis/news/2001/20010305_2.html

 
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×