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2018.07.20(金)

著作権を侵害したとして罰金刑を受ける(Hewlett-Packard社)

国際 海外情報

 ドイツの裁判所はHewlett-Packard(HP)社に対し、音楽CDの違法コピーを可能にするハードウェアを出荷したとして罰金の支払いを命じた。今回の判決は1998年から販売し続けている全てのPCに適用され、同社は1台にあたり3.60ドイツマルク(1ドル60セント)の罰金を支払うことになる。同社は支払い対象となるPCの台数についての明言は避けているが、最低でも数十万台と見られている。

 今回の判決が下りる1週間前には、Compaq社がMPEG 2(動画圧縮技術)の特許ライセンスを取得せずDVDドライブを出荷したとして電子機器企業6社(U.S. Philips社、General Instrument社など)とコロンビア大学に告訴された。しかし、Compaq社の他にも多数のベンダーが自社製品のPCにDVDドライブを搭載して出荷しており、その殆どがCompaq社と同様MPEG 2の特許ライセンスを取得していないという。Compaq社は明らかにのスケープゴートにされた、というのが業界の見方だ。それは、HP社が受けた今回の判決にも同じことが言える。今や、ほとんどのPCメーカーがPCにハード・ドライブやCDライター、フロッピー・ドライブなどの記憶装置を搭載して出荷しているのだから。

 また、ドイツの法律では家で音楽のコピーを可能にする全ての機器が課税対象となっており、テープデッキ・メーカーやカセットメーカーは何年にも渡って賦課された分を払ってきた。徴収された税は著作権管理局に集められ、小額ではあるが海賊版で損害を被った音楽家の補償にあてらる。HP社は今後、音楽保存を可能にする装置が搭載されている全てのPCに対し1台あたり12ドイツマルク(5ドル40セント)を支払う予定だ。ドイツの音楽著作権の監視機関GEMAの広報担当Hans-Herwin Geyer氏は「個人が家で録音する場合、アナログもデジタルも大差はない」と述べている。

《ScanNetSecurity》

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