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2018.01.17(水)

今後、さらに普及する指紋認証装置(カリフォルニア州)

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 カリフォルニア州Oceansideの市役所職員は、複数のパスワードに頭を悩ませていた。例えば、電子メール用のパスワード、水道料金請求書の控えを見るためのパスワード、前科を調べるためのパスワードという具合に。市役所のIT課には、パスワードを忘れた職員からの問い合わせの電話が日に30本ほどあり、時間とお金が無駄に費やされていた。

 しかし現在、その類の電話は週に1件か2件に激減した。理由は、2年前に
Oceanside市役所が導入したマウスサイズの指紋認証装置にある。市職員は、指を指紋認証装置に置くだけでネットワークに入れるようになり、もうパスワードに頭を悩ませる必要がなくなったのだ。同市役所のIT担当責任者Michael Sherwood氏は指紋認証装置の導入を大成功だったと語った。そして、パスワードは簡単に盗まれるが、指紋を盗むことは不可能だと述べ「生活保護手当てのような政府給付金は、バイオメトリクス技術を用いることで、さらにセキュリティの強化を図れる」と付け加えた。

 同市役所が購入した指紋認証装置は、Dell Computer社のノート型パソコンに差し込むカード型製品で、価格は100ドルを上回る。Dell Computer社のセキュリティ部門責任者Sherwood氏は「人件費が削減されるのだから、購入は可能になる筈だ」と述べた。調査会社Gartner Group社のアナリストHallawell氏は「昨年(1999年)のバイオメトリクス関連のハードおよびソフトウェアの売上高は、僅か6000万ドルほどだったが、2002年もしくは2003年までには何億ドルにも膨れ上がるだろう」と予測している。

《ScanNetSecurity》

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