【Web改竄の対策とツール(第7章)】(溝口 弘恵) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

【Web改竄の対策とツール(第7章)】(溝口 弘恵)

「アメリカにおけるWebセキュリティ対策」

特集
「アメリカにおけるWebセキュリティ対策」

アメリカでのファイアーウォール構築の現状

1.セキュリティーアウトソーシング企業について

 ファイアーウォールを構築するには、有能なネットワークアドミニストレーターを雇うか、スタッフをトレーニングするか、アウトソーシング企業に依頼するという3つの方法がある。

 自社でファイアーウォールを構築する場合、TCP/IP,インターネットサービス、ファイアーウォール、VPN(virtual private networks)そしてデータ/通信の暗号化ならびに管理をするネットワークアドミニストレータ−が必要になる。ネットワークアドミニストレータ−育成に費やす費用と時間は、数千人の従業員と4つの営業所をもつ企業と仮定すると、ファイアーウォール導入の初年度に$126,000必要とする。そして現行のWAN維持費に$84,120。トータルで$210,120が必要である。

 構築済のファイアーウォールを管理・維持・サポートを提供してくれるアウトソーシング企業に依頼すれば、年中無休ファイアーウォールを管理するという煩わしさから開放されるのである。
 今回はアメリカにおけるネットワークセキュリティーのアウトソーシング企業を4社紹介する。尚、以下に提示してある<サービス価格>は前述したケースにおいての概算である。


溝口弘恵(Writer)
MizoguchiHiroe@aol.com
http://members.aol.com/hiroem

※本記事は、Scan Security Handbook Vol.5(Web改竄の対策とツール)から の抜粋記事です。Scan Security Handbook Vol.5は下記URLよりお申込いた だけます。詳細&申込: http://vagabond.co.jp/vv/p-sh05.htm


(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://www.vagabond.co.jp/scan/

《ScanNetSecurity》

特集 アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第26回「2024年6月の情報漏えい」ふたつの “完全には否定できない” 違いは どこを向いているか

    今日もどこかで情報漏えい 第26回「2024年6月の情報漏えい」ふたつの “完全には否定できない” 違いは どこを向いているか

  2. 能力のないサーバ管理者 サーバモンキーはネットセキュリティの危険因子

    能力のないサーバ管理者 サーバモンキーはネットセキュリティの危険因子

  3. アンチ・シリコンジャーナリズム それってデータの裏付けあるの? 前編「存在しない『炎上』の作り方」

    アンチ・シリコンジャーナリズム それってデータの裏付けあるの? 前編「存在しない『炎上』の作り方」

  4. Scan社長インタビュー 第1回「NRIセキュア 柿木 彰 社長就任から200日間」前編

  5. 【無料ツールで作るセキュアな環境(67)】〜 zebedee 5〜(執筆:office)

  6. 日本プルーフポイント増田幸美のセキュリティ情報プレゼンテーション必勝ノウハウ

  7. 作っているのはWebアプリではない ~ S4プロジェクト チーフデザイナー かめもときえインタビュー

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×