株式会社シー・エス・イーは10月12日、国内感染報告が急増している「W32/Apology(W32/MTX)」に対する駆除ユーティリティの無償提供を開始した。 同ウイルスは実行後に常駐しファイル操作のみで対象に感染し、速いペースで感染を広げていく。また、ユーザに気づかれずにメールを介して感染を広げる。このウイルスの大きな特徴として、アンチウイルスベンダのサイトへの接続ができなくなることが挙げられるが、シー・エス・イーのサイトへは接続できることが確認されている。 同社では、Sophos Anti-Virusバージョン3.38で対応できると述べている。リリースhttp://www.cseltd.co.jp/security/release/001012apology.htm