オンライン・オークションを運営するBidBay.com(本社、カリフォルニア州)のサイトがサービス使用不能(DoS)攻撃を受け、数時間にわたりサイトのサービスが停止した。攻撃は9月7日から2日間にわたって続けられ、ブルガリアやオーストリアのインターネット・サービス・プロバイダーから膨大なアクセス要求が同サイトに送り付けられた。同社の最高経営責任者(CEO)George Tannous氏は「攻撃は非常に悪質なものだった」と述べ、犯人逮捕に結びつく有力情報には2万5000ドルの報奨金を出すと発表した。同氏によると、攻撃を受けたのは何千という新規のユーザ登録を受け付けている時だった。同社のコンピュータ技師が2つのサーバを停止して、やっと攻撃は止まった。そして技師がソフトウェアを削除し再インストールした後、ファイアウォールを構築した。 今年の2月、BidBay社の競合会社であるeBay.comや有名サイト(Amazon.com、Yahoo!など)がDoS攻撃に遭った事件で、カナダの16歳の少年が逮捕されている。