VeriSign社は7月24日、ケーブル・モデム・メーカーが自社のモデムのROMにデジタル認証機能を組み込むことができるケーブル認証サービスを発表した。同社によると、広帯域ネットワークで販売される製品、例えばペイパービュー(視聴した番組の本数に応じて支払う)方式のプログラムやダウンロード可能なソフトウェアなどの販売業者は今後、新サービスを採用することで製品を購入するユーザの認証が可能になる。 また最近、広帯域サービスへの侵害行為が増加の一途を辿っており、その原因はケーブル・モデムの複製が比較的容易に行えることにあると同社は説明している。そして、新サービスはケーブル業界団体のCableLabsが策定したケーブル・モデム・インターフェース仕様標準Data Over Cable System Interface Specificationのセキュリティ要件を初めて満たしたセキュリティ技術であると同社は述べた。