OCC銀行テクノロジー部門の担当者は「現在のところ被害に遭った人はごく僅かで、住所や名前などの個人情報を漏らした程度に留まっている。口座番号の窃盗など深刻な被害はまだ報告されていなが、今後発生する恐れがある」と警告した。そして「顧客が苦情を申し立ててから措置を講じたのでは、遅すぎる。騙された事に全く気づかない顧客もいるのだから」と指摘し、そのような詐欺行為を阻止するためには、顧客を惑わすような紛らわしい名前のウェブサイトがあるか否か、銀行が定期的にチェックする必要があると述べた。前述のBank of Americaの広報担当は「弊社は、見張りを立て監視している」とコメントした。