連邦取引委員会(FTC)は7月10日、営業を停止した子供玩具専門のオンライン販売業者Toysmart.comをマサチューセッツ連邦裁判所に提訴したと発表した。 提訴の目的は、Toysmart.comが収集した消費者の個人情報を同社規定のプライバシー方針に背いて販売するのを阻止することだ。マサチューセッツ州Walthamに拠点を置くToysmart社は、サイトを訪れた消費者の詳細な個人情報を収集していた。個人情報には、名前、住所、請求金額、買い物の好み、家族情報(子供の名前や生年月日)などが含まれている。 FTCは、Toysmart社が個人情報を売却する危険性があることをプライバシー擁護団体であるTRUSTeの通報により知り提訴に踏み切った。