ワイヤレス機器メーカーQualcomm社のコンピュータ・ネットワークが数度にわたって攻撃される事件が発生し、FBIはウィスコンシン大学の大学院生を起訴した。同容疑者はQualcomm社のコンピュータ・ネットワークに不正侵入してファイルを窃取し、再びシステムに侵入するための“バックドアー”をインストールした疑いがもたれている。 San Diego連邦裁判所に提出された訴状によると、容疑者はQualcomm社のファイアーウォールとネットワーク・セキュリティを破り、著作権のある情報を含む重要なサーバーを危険にさらした。 報道筋によると、FBIは現在、インターネットサービス・プロバイダーNetOption社(ロサンゼルス本社)のネットワークへの不正侵入など同容疑者の余罪を追及しているという。