株式会社東京商工リサーチは 10 月 7 日、上場企業とその子会社が公表した個人情報の漏えい・紛失事故について、2026 年は 10 月 5 日までに 100 万件以上の漏えいが 10 件に達し、2025 年通年の 6 件を上回ったと発表した。過去最悪のペースだという。
2012 年以降の集計では、2025 年までの 14 年間で 1,000 万件以上の漏えいは 3 回だったが、2026 年はすでに 3 回発生、最大は KDDI 株式会社のメールシステムへの不正アクセスによる 1,223 万 1,954 件のメールアドレスで、株式会社物語コーポレーションが公式アプリ経由の 1,078 万 8,963 件、タイムズモビリティ株式会社が約 660 万件(アカウント数)の漏えいをそれぞれ公表した。2026 年の大規模漏えいのうち 5 件は、歴代ワースト 10 位に入る。

東京商工リサーチは、タイムズモビリティでは運転免許証画像を含む本人確認書類情報が漏えいした可能性があるとして、件数だけでなく内容の精査も必要と指摘した。あわせて、被害を受けた場合の迅速な対応を示す事業継続計画(BCP)の整備も求められるとしている。


