GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は6月12日、「第2回 Cyber Games & Digital Security Challenge」にて各国のサイバー犯罪捜査関係者向けに、サイバー犯罪捜査を実践的に学ぶ演習を提供したと発表した。
インターポール(国際刑事警察機構)が過去7回主催してきた「Digital Security Challenge」と、欧州評議会が主導する「Cyber Games」は国際的なサイバー犯罪対策能力を強化することを目的としたサイバー犯罪対策訓練の催しで、2025年から2つが統合され、第1回がマレーシアで開催されたのに続き、今年は5月19日から21日にモロッコのマラケシュで開催されている。
今年は欧州評議会の「CyberSEE」「CyberSouth+」「CyberSPEX」「GLACY-e」「Octopus」の各プロジェクトが連携して実施し、インターポール、モロッコ国家安全総局(DGSN)、情報システム安全総局(DGSSI)も協力している。世界各地から応募した約400名の中から選抜された160名が、警察・デジタルフォレンジック・サイバーセキュリティの混成チームを編成し、ランサムウェア捜査、暗号資産追跡、OSINT(公開情報調査)、デジタルフォレンジック、資産凍結・押収、国際捜査協力に基づく訴追手続きの6つの実践的なサイバー捜査シナリオに挑戦している。
GMOサイバーセキュリティ byイエラエでは、インターポールのサイバー犯罪捜査部門で世界初の民間からの出向者として働いた経験を持つ、GMOサイバー犯罪対策センター 局長の福森大喜氏が、サイバー犯罪への捜査手法を実践的に学ぶ演習を昨年に引き続き提供している。同演習では、参加者がランダムに編成されたチームで各シナリオ課題に取り組み、実践を通じてサイバー犯罪捜査技術の向上を図っている。
GMOサイバー犯罪対策センター 局長の福森大喜氏は「手動で行っていた作業の多くがAIで自動化、効率化され、いかに上手にAIを使いこなすかに焦点が当てられることとなりました。攻撃者もAIを駆使してサイバー犯罪を実行してきていますが、捜査機関側はそれを上回る速度と深さでAIを活用する必要があることを再認識していただけたと思います。」とコメントしている。
