西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は3月19日、大阪・関西万博に向けたセキュリティ対策の強化について発表した。
同社では4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博にて、関係する駅や列車内等における巡回強化のほか、下記の警戒警備を実施する。
1.危険物探知犬の活用
関西の主要駅で危険物探知犬を活用した警戒警備を実施
実施期間:4月、10月の開幕・閉幕の期間を中心に実施
実施方法:危険物探知犬が、同伴したハンドラーと警備員と共に、駅改札付近を巡回の上、危険物を探索
2.警備ロボットの試行活用
新大阪駅およびJR難波駅で、SEQSENSE株式会社の警備ロボット「SQ-2 mk-3」を活用した警戒警備を試行実施
試行期間:4月13日~10月13日
試行方法:自律移動型警備ロボットにより駅構内の警備を実施、ロボット搭載のカメラで動画監視
3.AIカメラの試行活用
特定の駅で、JR西日本が開発したAIモデルを搭載したシステムを活用して危険物等の監視を試行実施
試行期間:4月13日~10月13日
試行方法:ホーム、コンコースに設置のカメラ映像から、危険物・不審物等の検知機能を有したAIによる監視を実施、検知した場合、係員等が駆け付け対応