公安調査庁は2月5日、IT・セキュリティ人材の採用について発表した。
同庁が採用するのは、公安調査官(課長補佐級・公安職俸給表(二)4級)及び公安調査官(係長級・公安職俸給表(二)3級)で、受付期限は3月7日必着で、採用時期は2025年5月15日を予定している。
採用予定人数はそれぞれ若干名で、応募資格はそれぞれ下記の通り。
・課長補佐級
1.大学・短期大学・高等専門学校を卒業
2.民間企業(民間の研究所や大学等を含む)、官公庁、国際機関等における勤務経験を採用予定日現在で通算15年以上有し、そのうち通算1年以上IT・セキュリティ分野におけるシステム開発等に従事した経験を有している者で、当該実務の経験その他これに類する経験を、国内外の諸情勢に関する調査・分析業務及び庁内業務のDX化に活用することができる方
・係長級
1.大学・短期大学・高等専門学校を卒業
2.民間企業(民間の研究所や大学等を含む)、官公庁、国際機関等における勤務経験を採用予定日現在で通算8年以上有し、そのうち通算1年以上IT・セキュリティ分野におけるシステム開発等に従事した経験を有している者で、当該実務の経験その他これに類する経験を、国内外の諸情勢に関する調査・分析業務及び庁内業務のDX化に活用することができる方
選考日程と方法は下記の通り。
・第1次選考:令和7年3月中旬(予定)
書類選考(経歴評定)
・第2次選考:令和7年3月下旬(予定)
筆記試験・実技試験(職務遂行に必要な能力等を有してい るかを判断する試験)
面接試験(人柄、対人能力等についての試験)
・第3次選考:令和7年4月上旬~中旬(予定)
最終面接試験(人柄、対人能力等についての試験)
なお大卒者の月給与例が目安として示されており、課長補佐級は大学卒業後、民間企業等で正社員として15年間勤務した職務経歴を有する場合約43万円。係長級は大学卒業後、民間企業等で正社員として10年間勤務した職務経歴を有する場合約38万円。ただし双方公安調査庁で採用され、扶養家族なしで、税控除前の額。