EC構築システムと不正アクセス検知サービスが連携 | ScanNetSecurity
2025.12.07(日)

EC構築システムと不正アクセス検知サービスが連携

 かっこ株式会社は1月21日、同社の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」と株式会社SUPER STUDIOの統合コマースプラットフォーム「ecforce」がシステム連携を開始したと発表した。

製品・サービス・業界動向
リアルタイムブロック:イメージ図

 かっこ株式会社は1月21日、同社の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」と株式会社SUPER STUDIOの統合コマースプラットフォーム「ecforce」がシステム連携を開始したと発表した。

 「O-MOTION」は、同社独自の端末特定技術(デバイスフィンガープリント)とキータッチなどの操作情報を活用し、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものなのか、不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービスで、厳格なセキュリティ対策が求められる金融機関でも採用されている。

 SUPER STUDIOの「ecforce」は、コマースDXの実現に向け、マーケティングや販売チャネルの強化、アジャイルなデータ活用を可能にする統合コマースプラットフォームで、販売チャネルの構築・強化からデータの取得・統合管理・分析・活用まで、コマースビジネスに特化した様々なプロダクトを提供している。

 「ecforce」と「O-MOTION」がシステム連携することで、「ecforce」を導入する事業者は「O-MOTION」による不正ログイン対策(会員登録時、ログイン認証時、属性変更時)を、JavaScriptタグの埋込のみで、リアルタイムブロックまで実現することが可能となった。リアルタイムブロックでは、「O-MOTION」が不正ログインと判定した場合に、自動で追加認証を要求したり、不正アクセスを遮断、不正検知から後続処理までを完全に自動化する。

 また、既に「ecforce」とシステム連携済みであるかっこの不正注文検知サービス「O-PLUX」との併用で、クレジットカード取引に関わる事業者が実施するべきセキュリティ対策を定めた「クレジットカード・セキュリティガイドライン【5.0版】」で示された「今後の不正利用対策の考え方(線の考え方)」における各場面(決済前・決済時・決済後)での一貫した不正対策が可能となる。

《ScanNetSecurity》

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