独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月21日、FortiWebにおけるSQLインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティbyイエラエの川根健太郎氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
FortiWeb 7.6.2より前のバージョン
Fortinetが提供するFortiWebにはSQLインジェクション(CVE-2024-55593)の脆弱性が存在し、当該製品にログイン可能なユーザーによってFortiWebのデータベース内の情報を取得される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、FortiWeb バージョン 7.6.2以降のバージョンで修正されている。