独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月18日、VMware 製品の脆弱性対策について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
VMware vCenter Server 8.0
VMware vCenter Server 7.0
VMware Cloud Foundation 5.x
VMware Cloud Foundation 4.x
Broadcom が提供する仮想化環境の管理運用ツール「VMware vCenter Server」には、DCE/RPC プロトコルの実装に起因するヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2024-38812)と、権限昇格の脆弱性(CVE-2024-38813)があり、本脆弱性を悪用された場合、vCenter Server へのアクセス権を持つ第三者によって任意のコードを実行されたり、管理者権限を持たないユーザによって root 権限に昇格されたりする可能性がある。
IPAでは、製品開発者が提供する情報をもとに、更新プログラムを適用するよう呼びかけている。