GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は8月28日、同社の脆弱性調査・研究チーム「GMOイエラエ」が「DEF CON 32」の「Cloud Village CTF」で2年連続世界1位になったと発表した。
1993年から毎年アメリカで開催されている「DEF CON」は、エンジニア、研究者、政府関係者などのセキュリティ専門家が集まる国際的なセキュリティイベントで、サイバーセキュリティに関する情報交換、ハッキング技術の発表、CTFなどを通じて、世界的なセキュリティコミュニティの成長と交流に貢献している。
「Cloud Village CTF」は、Amazon Web Service(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudなどのクラウドプラットフォームに関連するサイバーセキュリティをテーマとするCTFで、215チームが参加している。GMOイエラエは11,930ポイントを獲得し、2位に3,000ポイント以上の差をつけて、2年連続世界1位となった。
また、GMOイエラエは、「Cloud Village CTF」以外にもWebサイトに関連するセキュリティをテーマとする「CMD+CTRL Cyber Range CTF」で世界2位となっている。その他、一部のメンバーは、所属企業を問わない有志のCTFチーム「Blue Water」のメンバーとして、世界各国から予選を突破したチームのみが出場できる「DEF CON CTF」本戦にも参加し、世界2位となっている。