米国のジョー・バイデン大統領は議会に対し、サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)への追加資金 1 億 300 万ドルの承認を求めた。この結果、CISA の予算総額は 30 億ドルとなる。
バイデン大統領は月曜日、7 兆 3,000 億ドルにおよぶ 2025 年度歳出計画を提案したが、そこで CISA の資金増額に加え、政府省庁の全般的なサイバーセキュリティ向上に 130 億ドルを割り当てている。
共和党が優勢の下院で足踏み状態となることは間違いないが、2 期目の再選を目指す大統領の優先事項がわかりやすく示された教書となっている。
この予算教書 [PDF] は、「外国の敵から身を守り、連邦システムを保護するため、この予算は、すべての政府機関による公共サービスのセキュリティ強化を確保することで、サイバーセキュリティの強化に寄与する」としている。