株式会社ビットフォレストは4月12日、クラウド型Web脆弱性診断ツール「VAddy」に新たに「Advancedプラン」を5月15日にリリースすると発表した。
「VAddy」は、クラウド型 WAF「Scutum」の開発チームが開発した純国産のクラウド型 Webアプリケーション脆弱性診断ツールで、導入前トレーニングや複雑な設定作業を必要とせず、ブラウザ操作だけで初回の検査を開始できる。
今回リリースする「Advancedプラン」の前身は2021年9月にリリースされた「Enterpriseプラン検査項目追加オプション」で、本オプションを契約することで、VAddy Enterpriseプラン標準の検査項目と併せて独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)「安全なウェブサイトの作り方(チェックリスト)」の全項目に対応した診断を行うことができたが、Enterpriseプランとオプションをともに契約する必要があり、顧客から「分かりにくい」といった指摘があった。
「Advancedプラン」では、従来の「Enterpriseプラン」と「検査項目追加オプション」を一つの標準プランにした上で、料金は据え置き、従来5時間だった検査上限時間を8時間に延長している。
「Advancedプラン」は、月額99,800円/年額998,000円で提供される。