株式会社ラックは12月6日、SASE(Secure Access Service Edge)の導入支援と管理者向けトレーニングをパッケージにした「SASEスターターサービス by Netskope」を同日から提供すると発表した。
同サービスでは、SASEソリューションとして「Netskope」を活用し、最適なセキュリティ設定を同社のエンジニアが設定して実装、Netskopeの主要機能であるクラウドサービス制御(CASB)、Webアクセス制御(次世代SWG)とIaaS、オンプレミス環境へのセキュアなアクセス(ZTNA)などのネットワーク・セキュリティ制御機能に関して、ユーザ環境をヒアリングした上で制御ルール・ポリシーなどを適切に設定する。導入後には管理者トレーニングを実施し、顧客にて持続した運用が可能となるよう支援を行う。
同サービスの項目と内容は下記の通り。
・構成検討と要件整理:課題や環境を確認し、制御する要件の整理や構成検討を支援。ニーズにあわせた制御ポリシーを策定。
・CASBポリシー設定とSWGポリシー設定:実装環境や用途を確認し、Webアクセスやクラウドサービス利用に対する制御ポリシーを設定。
・ZTNA導入支援:業務アプリケーションやサーバ管理で使用する代表的なプロトコルを設定。
・QA対応:Netskope製品に関する技術問い合わせに対応。(契約から90日間サポート)
・トレーニング:運用開始後、管理者が自身で運用できるようにトレーニングを提供。
同社では2022年度下期に、脅威情報「JLIST」を「SASEスターターサービス by Netskope」に組み込むことで、防御機能を強化予定。