Microsoft Sentinel ユーザーにカスペルスキーの脅威インテリジェンスを提供 | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

Microsoft Sentinel ユーザーにカスペルスキーの脅威インテリジェンスを提供

 株式会社カスペルスキーは9月1日、Microsoft Sentinelユーザーへの脅威インテリジェンスの提供開始を発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

 株式会社カスペルスキーは9月1日、Microsoft Sentinelユーザーへの脅威インテリジェンスの提供開始を発表した。

 カスペルスキーは同社の法人向け脅威データフィードサービス「Kaspersky Threat Data Feeds」から、Microsoftのクラウドネイティブ型のセキュリティ情報イベント管理(SIEM)及びセキュリティ オーケストレーション自動応答(SOAR)ソリューション「Microsoft Sentinel」への脅威インテリジェンスの提供を開始する。

 「Kaspersky Threat Data Feeds」は、Kaspersky Security Network、ボットネット監視サービス、スパムトラップ、Kasperskyのグローバル調査分析チーム(GReAT)、研究開発チームの専門家等のリソースも含む世界中の信頼できる複数のソースから高品質なデータを集約し、リアルタイムで自動的に生成される。

 「Microsoft Sentinel」では、TAXIIプロトコルを使用しSTIX形式でデータフィードを取得するため、Kaspersky Threat Data FeedsをTAXII脅威インテリジェンスソースとして設定が可能となり、Microsoft Sentinel利用企業の担当者は、脅威インテリジェンスのインポート後に、予め用意された分析ルールを使用してフィード内の脅威の痕跡とログの照合ができる。

 フィード内のコンテキストには、脅威名、タイムスタンプ、ジオロケーション、感染したWebリソースの解決済みIPアドレス、ハッシュ値などが含まれ、ITセキュリティ担当チームやSOCのアナリストは、調査やインシデントレスポンスチームへのエスカレーションなどを行う際に、これらのデータを使用し十分な情報に基づいた判断を行うことで、初期アラートのトリアージが可能となる。

《高橋 潤哉》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×