独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月22日、プラネックスコミュニケーションズ製MZK-DP150Nにおける非公開の管理者向け機能の存在について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Necrum Security Labs ThomasのJ. Knudsen氏、Samy Younsi氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
MZK-DP150N v1.43およびそれ以前
プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供するMZK-DP150Nには、非公開の管理者向け画面が存在し、設定画面にログインできるユーザーによって管理者権限で任意のOSコマンドを実行される可能性がある。
なお本製品の初期設定では、設定画面へのログインアカウントがすべての機器で共通になっており、JVNでは使用に際し、アカウント情報を初期設定から変更することを推奨している。
JVNでは、プラネックスコミュニケーションズが提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。