SBテクノロジー株式会社は7月12日、国内外におけるセキュリティ監視需要の対応強化を目的に、セキュリティ監視センター「SBT-SOC」をリニューアルし、7月下旬から本格稼働すると発表した。
SBT-SOCでは、専門のセキュリティアナリストが24時間365日体制で顧客環境のセキュリティシステムやネットワークを監視し、サイバー攻撃や不正アクセスから守るマネージドセキュリティサービス(MSS)を提供している。ファイアウォールやIDS/IPSなどのゲートウェイ製品にとどまらず、エンドポイントやサーバなどのクラウド環境を含めた企業全体の活動を幅広く監視している。
2014年の設立以来、初のリニューアルとなるSBT-SOCでは、「セキュリティアナリストが働きやすい環境の整備」をコンセプトに、「業務効率の向上」「職場環境の向上」「グローバル監視センターをはじめとした他監視拠点との連携強化」を重視している。延床面積と座席数は既存施設を2倍に拡張し、壁面には27面のディスプレイを配置し、アラート情報やトラフィックの傾向、攻撃動向などの表示を行う他、海外拠点のグローバル監視センターとの連携のために利用する。
同社では今後、セキュリティアナリストを現状の80名から2024年度までに150名規模を目指し、体制を強化する予定。