KnowBe4 Japan 合同会社は6月23日、トレーニングの頻度とセキュリティ対応力の相関関係を示す調査レポート「More Training, Better Prepared」を公開した。
同レポートでは、全世界のさまざまな業種の52万6,000人以上の従業員を対象に過去12ヶ月間に受けたセキュリティ意識向上トレーニングの頻度・回数と比較して、セキュリティに関する指示・命令が従業員にどれだけ明確に理解されているかを調査、セキュリティ意識向上トレーニングを全く受けていない場合、年に1回受けている場合、四半期毎に受けている場合、毎月受けている場合について、比較分析している。
同レポートによると、調査対象の84%がセキュリティ意識向上トレーニングの増加で、従業員のセキュリティに関連する指示・命令の理解度が向上したことが判明している。
また業種別に分析したところ、ホテル・観光業はセキュリティ意識向上トトレーニングを受けている頻度が最も低く、教育機関では、セキュリティインシデント発生時の指示・命令の理解度評価が調査対象の全業種の中で最も低いことが判明した。