クラウドストライク株式会社は6月16日、CrowdStrike Security Cloudで稼働する新たなグラフデータベース「CrowdStrike Asset Graph」を発表した。
「CrowdStrike Asset Graph」では、資産間の複雑なインタラクションを動的に監視、追跡し、そのリスクを包括的かつ一元化して表示し、IT運用の簡略化と侵害阻止を実現する。
他のソリューションは、コンテキストなしに資産の一覧のみを提供しているが、Asset Graphではデバイスやユーザー、アカウント、アプリケーション、クラウドワークロード、制御テクノロジー(OT)等の全ての資産について適切なセキュリティ衛生管理とセキュリティポスチャ管理のために必要なコンテキストと視覚的に提示し、組織内のリスク軽減を可能にする。
CrowdStrikeの最高製品責任者兼最高エンジニアリング責任者であるアモル・クルカルニ(Amol Kulkarni)氏は「CrowdStrike Asset Graphにより、企業は既存の資産とその相互関係を確認できるようになります。セキュリティ、ITパフォーマンス、使用率、キャパシティ、ライセンス管理などに関して情報に基づくリスクベースの意思決定を行うことで、IT環境をプロアクティブに保護・管理することができるのです」とコメントしている。