一般社団法人セキュアドローン協議会は6月16日、「ドローンセキュリティガイド 第3版」を公開した。
同協議会では、会員企業各社の先端ドローン技術、セキュリティ技術、IoT関連技術等のICT関連技術や経験、知見を活用し、ドローンの安心・安全な操作環境を確立するための指標となる本セキュリティガイドを策定、信頼できるドローンの安心安全な操作環境とデータ送信環境を確立していくための指標を提言している。
本ガイドラインでは、産業用ドローンの普及のために情報セキュリティ対策や最新のIoT関連のセキュリティ技術との連携を重要視し、ドローンにおけるセキュリティリスク、機体制御、機体管理、ドローン機器、通信、アプリケーションやクラウドなどドローンソリューション全体におけるセキュリティ、ドローン機体メーカー、ドローンサービス提供事業者、ドローン活用ユーザがそれぞれ実施すべきセキュリティ対策要件など産業利用における指標を記述している。
第3版の改定内容は、クラウドを使用したドローンの認証例やリモートID、ドローン関連サービスやプロトタイプ開発事例となっている。