デジタル庁は5月17日、通信暗号化方式「SSL3.0」及び「TLS1.0」「TLS1.1」の無効化について発表した。
e-Govでは現在、通信暗号化方式「SSL3.0」及び「TLS1.0」「TLS1.1」「TLS1.2」の利用を許容しているが、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開した「TLS暗号設定ガイドライン 3.0版」で「SSL3.0」が利用禁止とされていること、「TLS1.0」「TLS1.1」について非推奨とされていることを踏まえ、2022年8月末で「SSL3.0」「TLS1.0」「TLS1.1」 の利用を無効化する。2022年9月以降は、「TLS1.2」での通信のみを有効とする。
現在、「SSL3.0」「TLS1.0」「TLS1.1」を利用している場合、2022年9月以降、e-Govを利用できなくなるため、ブラウザで「TLS1.2」が利用可能な設定となっているか確認するよう呼びかけている。