トレンドマイクロとMIHが協業、EV向けセキュリティフレームワークを共同開発 | ScanNetSecurity
2021.12.09(木)

トレンドマイクロとMIHが協業、EV向けセキュリティフレームワークを共同開発

トレンドマイクロ株式会社は11月15日、鴻海科技集団が主導する電気自動車向けオープンプラットフォームの普及と業界連携を目的としたアライアンス「MIHコンソーシアム」との合意に基づき、EV向けのセキュリティフレームワークの共同開発に着手したことを発表した。

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 トレンドマイクロ株式会社は11月15日、鴻海科技集団(Foxconn Technology Group)が主導する電気自動車向けオープンプラットフォームの普及と業界連携を目的としたアライアンス「MIHコンソーシアム」との合意に基づき、EV向けのセキュリティフレームワークの共同開発に着手したことを発表した。

 このセキュリティフレームワークには、セキュリティ機能だけでなくサイバーセキュリティ上の安全性の高い自動車の仕様や運用のためのシステムも含まれる。このフレームワークで、車載ネットワークの侵入検出やシステム保護、インターネットからの脅威を防御する。

 トレンドマイクロとMIHの協業で、トレンドマイクロの自動車のサイバーセキュリティに関する知見とMIHのEVの設計や制御に関する知識を組み合わせ、「セキュリティバイデザイン」の考え方に基づくセキュリティフレームワークの開発が行われ、データが安全に送受信されるソフトウェア環境の提供に加え、便利で安全な認証を備えた開発環境が、EVKitとして開発者に提供される。

 トレンドマイクロとMIHが提供するEVKit向け車載セキュリティソフトウェアアーキテクチャには、下記が含まれる。

・EVKitのセキュリティアーキテクチャとインターフェイス開発を支援し、安全な車載ソフトウェアの実行環境を提供、車両からクラウドへ送信されるデータの保護や安全なデータアクセス、ID認証を保護する

・クラウド上でのID認証で、ビッグデータの管理とアクセス及びストレージ機能を提供する。

・EVKitの情報セキュリティ機能へインターフェイスを提供することで、OEM及びサードパーティは開発したアプリケーションをこのオープンプラットフォームに統合し、UN-R155のような自動車向けサイバーセキュリティの規制に対する準拠を支援する。

・UN-R156のような自動車向けソフトウェア・アップデートの規制への準拠を支援するため、フルビークル向けの安全なFOTAエンジンを開発・提供する。

・侵入検知システム(IDS)、AIベースの異常検出、異常通信検出など、EVKitにプロアクティブなソフトウェアセキュリティ保護メカニズムを提供する。
《ScanNetSecurity》

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