アンダーワークス株式会社は9月29日、首都圏を中心にホテルを展開するJR東日本グループの日本ホテル株式会社のコーポレイトサイト・ブランドサイトを含む約30のWebサイトにて「Ensighten」の導入が決定したと発表した。同社が提供するプライバシーデータのガバナンス・セキュリティ対策ソリューション「Ensighten」は、グローバル企業での採用実績が豊富で、特にホテル業界や航空業界、金融業界などのWebサイト上で個人情報を取り扱う業界で多く利用されている。日本ホテル社が運営するホテルは、国内だけでなく世界各国から利用されており、WebサイトでのCookie利用に関して欧州のGDPR、米国のCCPAへの準拠が急務となっていた。また、ホテル予約サイトを介した不正アクセスによる個人情報の漏えいやブラウザ上での悪意のあるJavaScript改ざんによるクレジットカード情報やログイン情報など個人情報を抜き取るWebスキミング被害に対しセキュリティ対策を重視する必要があった。同ソリューションはユーザー同意を得る前のCookie利用を防ぎ、GDPRをはじめ各国の個人情報保護の規制に対応したCookieの同意取得管理を実現可能、また、WebサイトのあらゆるJavaScriptタグを検出し、ホワイトリスト化して一元的に管理することで、不正なタグ経由でのデータ受け渡しを制御、個人情報流出の防止を実現する。日本ホテル株式会社のコーポレイトサイト・ブランドサイトを含む約30のWebサイトへの同ソリューションの導入は今年秋を予定、今後はJRホテルメンバーズ加盟各社への展開も予定している。