アクロニス・ジャパン株式会社は8月17日、エアギャップネットワーク向けに特化したAcronis Cyber Backup SCS 強化型エディションを発表した。同製品は、インターネットに接続されていないエアギャップネットワーク向けに開発された、フルディスクイメージをバックアップするためのソリューションで、Acronis SCS の Department of Defense Information Network Approved Products List(DoDIN APL)認定ソリューションと同じコードベースを採用、非常に高い秘匿性が求められる国家安全保障、産業、金融等の分野で重要な資産やデータを保護する。サイバーセキュリティ対策の1つであるエアギャップは、コンピュータネットワークを他のネットワークと物理的に切り離すことでコンピュータを保護し、ランサムウェア攻撃等の外部からの脅威への保護のレベルを上げることが可能となる。同製品は、セキュリティが強化されていないソリューションをエアギャップネットワークで使用する際の問題点であった、攻撃対象となる領域を減らしつつ、誤警報やアウトバウンド通信失敗時の対応に費やす時間を最低限に抑える。また、同製品はコモンクライテリア認証を取得、FIPS 140-2による認証も進めており、複数の第三者機関によるレビューとテストも進行中、ソースコードのサプライチェーンは厳格な依存性マッピングを通して管理されている。
ホームルーター調査、127製品ほぼ全てに脆弱性/英・加、APT29 による攻撃報告 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2020.8.5 Wed 8:15