富士通ネットワークソリューションズ株式会社(FNETS)は4月13日、可搬型記憶媒体(USBメモリ・CD・DVD等)の持ち込みデータに対し、マルウェア検知機能・ファイルの無害化機能により安全なファイルに再構築する「OPSWAT MetaDefender(オプスワット メタディフェンダー)シリーズ」を同日より販売を開始したと発表した。PCによる導入(1,323,000円から)とKIOSK筐体による導入(3,163,000円から)が可能。2022年度末までに売上3億円を目指す。最大34社(2020年4月1日時点)のアンチウイルスエンジンを使った高速スキャンにより既知の脅威から保護し、不正コードなどを除去し安全なファイルに再構築するファイル無害化機能により未知の脅威から保護する。特にKIOSK筐体は可搬型記憶媒体を持ち込む利用者自身が筐体に媒体を差し込み、タッチパネルによる直感操作で検疫が行えるため、管理者の負担を軽減できる。今後は、同製品の販売だけでなく、運用を含めた独自のマネージドサービスを開発し、包括的なサブスクリプションライセンスの販売、また、手のひら静脈認証「FUJITSU生体認証 PalmSecure」を利用した本人認証や、入退室管理システム「Stronguard」との連携を行っていく。さらに、一次代理店となっているA10ネットワークス株式会社の製品をはじめとした他のネットワーク製品と組み合わせたソリューションを拡充。さまざまなシーンでユーザのサイバーセキュリティ対策に貢献していくとしている。
ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.8 Wed 8:10