持ち込みUSBメモリ等をKIOSK端末等で無害化、34社のアンチウイルスエンジン(FNETS) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

持ち込みUSBメモリ等をKIOSK端末等で無害化、34社のアンチウイルスエンジン(FNETS)

FNETSは、可搬型記憶媒体(USBメモリ・CD・DVD等)の持ち込みデータに対し、マルウェア検知機能・ファイルの無害化機能により安全なファイルに再構築する「OPSWAT MetaDefender(オプスワット メタディフェンダー)シリーズ」の販売を開始した。

製品・サービス・業界動向
利用イメージ
  • 利用イメージ
  • KIOSK筐体
  • 販売モデル
富士通ネットワークソリューションズ株式会社(FNETS)は4月13日、可搬型記憶媒体(USBメモリ・CD・DVD等)の持ち込みデータに対し、マルウェア検知機能・ファイルの無害化機能により安全なファイルに再構築する「OPSWAT MetaDefender(オプスワット メタディフェンダー)シリーズ」を同日より販売を開始したと発表した。PCによる導入(1,323,000円から)とKIOSK筐体による導入(3,163,000円から)が可能。2022年度末までに売上3億円を目指す。

最大34社(2020年4月1日時点)のアンチウイルスエンジンを使った高速スキャンにより既知の脅威から保護し、不正コードなどを除去し安全なファイルに再構築するファイル無害化機能により未知の脅威から保護する。特にKIOSK筐体は可搬型記憶媒体を持ち込む利用者自身が筐体に媒体を差し込み、タッチパネルによる直感操作で検疫が行えるため、管理者の負担を軽減できる。

今後は、同製品の販売だけでなく、運用を含めた独自のマネージドサービスを開発し、包括的なサブスクリプションライセンスの販売、また、手のひら静脈認証「FUJITSU生体認証 PalmSecure」を利用した本人認証や、入退室管理システム「Stronguard」との連携を行っていく。さらに、一次代理店となっているA10ネットワークス株式会社の製品をはじめとした他のネットワーク製品と組み合わせたソリューションを拡充。さまざまなシーンでユーザのサイバーセキュリティ対策に貢献していくとしている。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

製品・サービス・業界動向 アクセスランキング

  1. 度を超えたハラスメント行為者 セガ従業員に損害賠償支払い

    度を超えたハラスメント行為者 セガ従業員に損害賠償支払い

  2. マクニカネットワークスが忘れない CrowdStrike 三つのエピソード

    マクニカネットワークスが忘れない CrowdStrike 三つのエピソード

  3. デロイトと JFEスチール、サイバーセキュリティの合弁会社設立

    デロイトと JFEスチール、サイバーセキュリティの合弁会社設立

  4. 大阪の奇跡「純国産SOCサービス」セキュアヴェイル、垂直統合までの20年

  5. GMOイエラエ、カルチャーデック公開

  6. ジョン・マカフィーの死から三年、新CEOにクレイグ・バウンディ氏

  7. 日本規格協会、ISO / IEC 27002 の改訂を受け「JIS Q 27002:2024」発行

  8. GMOイエラエ「ホワイト企業認定」最高ランクのプラチナ取得 三回目

  9. 人を標的とした脅威から守るために ~ KnowBe4 が Egress 買収

  10. 映画製作委員会への出資で得る権利をセキュリティ・トークン化して小口販売

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×