トレンドマイクロ株式会社は3月24日、多様化するクラウド環境を保護する新ソリューション「Trend Micro Cloud One(Cloud One)」を6月1日より順次提供開始すると発表した。同ソリューションは、仮想マシン、ネットワーク、コンテナ、クラウドストレージ、サーバレス向けのセキュリティサービス、そしてクラウド環境の設定不備をスキャン・可視化するサービスの6つのセキュリティサービスを提供するもの。参考標準価格は、1サーバあたり年額250,000円(税別)。同ソリューションの第1弾として、「Trend Micro Cloud One - Workload Security」を6月1日より販売開始する。同サービスは、Webサーバ、アプリケーションサーバなどに利用されるクラウド型の仮想マシン(Amazon EC2、Azure Virtual Machines、Google Compute Engineなど)にインストールするセキュリティモジュールにより仮想マシンを保護するもの。具体的には、不正プログラム対策、Webレピュテーション、IPS/IDS(侵入防御)、アプリケーションコントロール、ファイアウォール、変更監視、セキュリティログ監視などの機能を提供し、仮想マシンを保護する。なお同サービスは、「Trend Micro Deep Security as a Service」の後継となる。他のサービスも順次提供され、2021年第1四半期に出そろう予定。