株式会社GRCSは11月13日、英Arm社の日本法人であるトレジャーデータ株式会社(Arm Treasure Data)と個人データのプライバシー管理領域において協業することに合意したと発表した。Arm Treasure Dataは、マーケティングにおけるデータの利活用を促進するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)を提供している。またGRCSは、企業のリスクおよびコンプライアンス管理の観点から個人データのプライバシー管理を支援している。Cookie(クッキー)は高度なデジタルマーケティング活動に活用できる仕組みであるが、昨年施行されたEU一般データ保護規則(GDPR)では、Cookieが個人を識別するオンライン識別子と関連付けられうる個人データとみなされる。世界的に個人情報保護規制強化が推進されていくと想定されることから、日本でも透明性のあるデータの取り扱いやルールの整備、管理体制を強化する声が高まっている。両社は、相互の知見を持ち寄ることで企業活動における健全かつ適切なデータの利活用を支援していく。協業の第一歩として、Arm Treasure Dataのクライアントにおけるデータ取り扱いに関わるプライバシー保護の課題を、GRCSの各プライバシー規制に対応したCookie同意管理ツール「CookiePro」の導入支援およびコンサルティングサービスを通じて解決していくとしている。
Linux Kernel において ptrace_link 関数でのプロセスの認証情報処理の不備により管理者権限が奪取可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.11.11 Mon 8:15
CrowdStrike社、航空技術を標的としたハッキング活動を報告 ほか ~ 2019 年 10 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.11.6 Wed 9:15