東芝デジタルソリューションズ株式会社は9月5日、イスラエルに開発拠点をもつCyberX社と販売代理店契約を締結し、制御システム向けサイバーセキュリティ・プラットフォーム「CyberX Platform」の販売を開始したと発表した。すでに国内のエネルギー業界にて初の受注を獲得しており、現在構築を進めているとしている。CyberX Platformは、世界1,200カ所以上の制御システムで導入されており、日本市場での展開においては、エネルギー業界を含む東芝グループの産業・社会インフラ向け制御システムの構築、運用実績と、CyberXの制御システムに特化した資産識別をはじめとする、サイバーセキュリティ対策技術を融合させた制御システム向けセキュリティソリューションを提供する。また、国内の制御システムで多く使用されている日本独自かつ非公開のプロトコルにも対応する。新機能「Horizon Protocol ODE(Open Development Environment)」を利用したプロトコルプラグインを作成することで、日本の産業現場特有の環境においても資産とネットワークの可視化が可能となる。
提唱から10 年、見直されるサイバーキルチェーン ほか ~ 2019 年 8 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.9.3 Tue 8:10