OSINTを活用した情報漏えい検知サービス(ソースポッド) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

OSINTを活用した情報漏えい検知サービス(ソースポッド)

ソースポッドは、OSINTによる情報漏えい検知サービス「SPC Leak Detection」をリリースし、8月1日から提供を開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向
サービスのフェーズ
株式会社ソースポッドは7月31日、OSINT(Open Source Intellingece)による情報漏えい検知サービス「SPC Leak Detection」をリリースし、8月1日から提供を開始すると発表した。同サービスは、漏えいアカウント情報から発生する法人システムへの不正アクセスや攻撃、乗っ取られたアカウントからの標的型メール・スパムメール配信等を未然に防止するためのもの。

同サービスでは、常時ダークウェブを含む世界中の公開情報から収集した情報に対し、顧客のID(メールアドレス)とパスワードのセット(アカウント情報)が漏えいしているか検知を行い、漏えいしている場合は該当情報を提供する。これにより顧客は、該当する利用者にパスワード変更を働きかけることで、不正アクセスを防ぐことができる。

2020年3月末までは「フェーズ1」として、毎月1回アカウント情報の漏えいチェックを行い、新たに検知された場合はCSVで漏えい情報を提供する。2020年4月からは「フェーズ2」として、顧客専用の管理者アカウントを発行し、顧客が管理画面上で随時漏えいチェック結果を確認できる。また、漏えい検知の際に、メールによるプッシュ通知も行う。これらは1法人につき月額50,000円から提供する。将来的には、フェーズ3、フェーズ4のサービスも提供予定。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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