三菱電機株式会社は7月2日、公共施設・オフィスビル・データセンターなどの制御システム向けにサイバーセキュリティソリューション「OTGUARD(オオティガード)」を同日より提供を開始したと発表した。同ソリューションは、脆弱性診断(セキュリティアセスメント)に基づくセキュリティ対策の立案からシステム導入、運用・管理支援、改善提案までをワンストップで対応し、制御システムへのサイバー攻撃に対するセキュリティ対策を継続的に支援するもの。同ソリューションでは、重要インフラをはじめとする多くの制御システム構築や保守サービスで培ったOT・ITを活用した脆弱性診断により、サイバー攻撃のリスクを見える化。診断結果に基づきユーザのニーズに合わせたPDCAサイクルを構築し、ワンストップで継続的な対策を支援する。セキュリティ対策には、サイバー攻撃の検知と遮断を一体で行う同社独自のセキュリティスイッチを活用する。既存システムにも大規模なシステム改修を行うことなく導入できる。