株式会社オプティムは3月15日、MDM・PC管理サービス「Optimal Biz」を9.6.0へバージョンアップしたと発表した。同バージョンでは、Windows端末向けの「SIM抜き差し監視機能」を提供している。同機能は、会社から支給された正規のSIM以外の挿入を禁止するもの。これにより、企業所有の端末へ私物のSIMを挿入して不正な通信を行うことを防ぎ、さらに厳格な端末管理を行うことができる。働き方改革などに向けた在宅勤務やモバイルワークにおいて、通信設定を簡略化できるSIMスロット搭載ノートPCの需要が高まっている。しかし、端末と合わせて提供されるSIMを私物のSIMに差し替えることで、回線側で行っているウェブフィルタリングや閲覧履歴収集などのセキュリティ対策の抜け道となってしまう。「SIM抜き差し監視機能」はこの問題を解消するもので、正規のSIMが抜かれた場合に「Optimal Biz」独自のロック画面を表示することで、Windows端末を操作できない状態にする。
Nagios XI において RSS 機能の実装不備と sudo 権限の設定不備を悪用して遠隔から管理者権限で任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.3.11 Mon 8:10