株式会社セキュリティアは11月16日、認証ソリューションの企業である英Swivel Secure社の日本総代理店、セキュリティストリングス株式会社と販売代理店契約を締結し、トークンレスのワンタイムパスワード(OTP)による強力な二要素認証(2FA)を実現するSwivel secure「AuthControl Sentry」(Swivel:スウィヴェル)の販売を開始したと発表した。Swivelは、ワンタイムパスワード方式の二要素認証ソリューション。ワンタイムパスワードは、米国政府機関が採用しているサイバーセキュリティ基準「NIST SP800-63(電子認証に関するガイドライン)」で推奨されている電子認証方式を採用する。ハードウェアトークンを使わないため、配備・運用コストを削減でき、Swivel独自のテクノロジによりマトリクス認証の使いにくさを解消していることが特徴。セキュリティアはこれまで、エンドポイントセキュリティを中心にソリューションを拡充させてきた。同社はSwivelをサイバー攻撃対策および世界各国で厳格化されるサイバーセキュリティ基準の対応ソリューションとして、セキュリティビジネスの重点商品のひとつと位置づけ、エンドポイントソリューション販売で、今後3年間で5億円の売上を目指すとしている。