Momentum株式会社(モメンタム)は10月18日、株式会社マイクロアドとの協働により、「飛ばし裏広告」の検知に関する取り組みを開始したと発表した。飛ばし裏広告とは、特定のまとめサイト等において、第三者のアダルトサイト等から強制的にユーザを遷移させることでアクセス数を増加させ、不正に広告収益を獲得するアドフラウドの手法のこと。両社の取り組みは、モメンタムのアドフラウド対策ソリューション「BlackHeron」をマイクロアドのSSPサービス「MicroAd COMPASS」へ導入することで、飛ばし裏広告を含むアドフラウドを検知するというもの。BlackHeronは、インターネット広告の取引をモニタリングし、不正広告の検知を自動で行うことで、アドフラウドを排除した安全な広告配信を実現する。広告が配信されたブラウザの解析やユーザの行動による分析に加え、独自のアルゴリズムに基づいたスコアリング(フラウドスコア)を活用することで、無価値な広告配信を防ぎ広告効果の向上が期待できるとしている。