ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は8月8日、同社の「Unified Security PlatformアプライアンスFirebox」に搭載されているオペレーティングシステムの最新バージョン「Fireware 12.2」を発表した。今回のアップデートでは、新たなアンチウイルススキャンサービス、「IntelligentAV」が追加されている。IntelligentAVは、Cylance社の機械学習技術を活用したマルウェア検知エンジンにより、常に進化するゼロデイマルウェアを予測、検知、そして防御を実現する。また、Fireware 12.2ではこのほか、Firebox Cloud管理のアップグレードや地域別防御設定ポリシーへの対応、POP3SおよびSMTPS(またはTLS上のPOP3およびSMTP)のメール検索プロトコルで、プロキシおよびマルウェアのインスペクション、複数サーバの認証、USB型データ端末への対応などが行われている。