株式会社リンクは6月22日、AWS上でPCI DSS準拠を支援する「PCI DSS Ready Cloud AWSモデル」の提供を2017年秋より開始すると発表した。これは、カード情報を取扱う事業者はカード情報の非保持化または PCI DSS 準拠を行う必要があるという、経済産業省が主導する「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が3月8日に発表した「実行計画2017」を受けたもの。「PCI DSS Ready Cloud AWS モデル」では、すでにAWS上で運用しているユーザ向けに、PCI DSS準拠に必要なセキュリティコンポーネントのみを提供する「セキュリティコンポーネント提供型」と、新規にAWS上で構築するユーザ向けにサーバ環境まで組み合わせた「VPC型 」の2つのプランを用意。セキュリティコンポーネント提供型は、初期費用160万円から、月間利用料は35万円から。VPC提供型は、初期費用160万円から、月間利用料は50万円からとなっている。
中小企業による PCI DSS の採用を断念した PCI が、セキュリティ基準の簡略化へ~新しい「シンプルなセキュリティ」で啓蒙活動を再開(The Register)2015.5.29 Fri 8:30