伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は1月20日、高度なサイバー攻撃に対応した簡易なアセスメントサービスを同日より無償で開始すると発表した。同サービスは、企業向けのセキュリティ支援サービスを強化する一環として提供されるもので、中堅企業を中心にアセスメントからコンサルティング、セキュリティ関連の製品・サービスの提供につなげ、今後3年間で30億円の売上を目指すとしている。同サービスは、ユーザの申し込みによりWebで回答するアンケートとなっており、概要版は30問、詳細版は150問程度の設問が用意される。この回答によってユーザのセキュリティ対策の現状レビューを行い、推奨する対応策を含めてレポートが提示される。アンケートの内容は、米国国立標準技術研究所(NIST)が発行するコンピュータセキュリティインシデント対応ガイドに基づいており、「文書類の整備状況」「インシデント対応チームの構成」「インシデント対応の準備」「予防」「検知と分析」「封じ込め・根絶・復旧および事後活動」の6つのカテゴリから構成される。