内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は11月28日、2016年度の重要インフラにおける分野横断的演習の実施について発表した。同演習は、重要インフラ全体のIT障害対応能力の維持・向上を目的としたもので、今回は12月7日に東京の砂防会館別館において実施される。演習は、サービスへの影響が小さいIT障害の発生を想定した第1部、事業継続が脅かされるケースを想定した第2部の2部構成となる。重要インフラ事業者等13分野(情報通信、金融、航空、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス、医療、水道、物流、化学、クレジット、石油)、および政府機関など重要インフラ所管省庁(金融庁、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省)、情報セキュリティ関係機関、NISCなど、合計約500組織2,000名程度が参加予定(一部事業者は地方会場および自職場において参加、見学参加も含む)で、過去最大規模となる見込み。